卒業を迎える友人に手紙を。
こんばんは。しいたけです。
本日は私事とはなるのですが同期が大学卒業ということ、明日はホワイトデーであることから、「手紙を書くことについて」述べたいと思います。
コロナウイルスの影響で、卒業式や入社式ができず、追い出しコンパもなく、追い出す側も少し寂しいですよね…
そんなときにはお手紙を書いてみたらいかがでしょう。
今週のお題「ホワイトデー」
お手紙、そのはじまり
書き始めたのは、小学生の頃です。
習い事の発表会で先輩からお手紙をもらったことから始まりました。
内容は便せん一枚にも満たない、いつもがんばっているしいたけさん、本番もきっとうまくいくよ!といった思い返せば拙い内容だったんですが、当時は本当に嬉しかったんですよね。
SNSが未だ、ミクシィやアメブロが台頭していた思春期には自分がガラケーであったこともあって、卒業シーズンやイベントの折にはお世話になった先輩や恩師にお手紙を書くようにしていました。
お手紙を書くタイミングは、「書いて相手に伝えたいとき」
毎回沢山の人に書くのは大変です。入学式や卒業式、結婚式や親しい友人や家族。行事ごとに区切るのもいいかもしれませんが、私はこの人に今、伝えたいことがあればそれ相応の便せん3枚ほど書いたり、そこまででもなければ、カード一枚を贈ることもあります。
これから自分が仲良くなりたい、と思っている人にはちょっとしたカードでも構わないと思いますし、一緒に過ごした時間の長い仲のいい友達に、日ごろの感謝を伝えたいなら、自分に印象的だった相手とのエピソードを添えて書くのもいいと思います。
とりあえず、「相手に自分の気持ちを伝えたいときに書く」ということは自分の気持ちの整理にもつながるのでお勧めです。
お手紙に載せる自分の気持ち
しいたけの経験上、祝いの席でお手紙を書くことは比較的気持ちのいいものです。これまで、喜ばしいメッセージを書く多かったので、先日初めて悲しい時にお手紙を書きました。
それは、友人との突然の別れについて書いたものでした。
あまりにもその人との楽しかった思い出を文章にしようとすると、この人とはもう二度と馬鹿みたいに語り合ったりふざけたりできないんだ。
次がないんだ。
そのことを痛感してしまい、打ち込んでいるキーボードが涙で滲んであまり視認できなくなりました。感情が高ぶりすぎてブラインドタッチができたとしても、なにも明文化できなくなってしまっいました。
ここまでつらいとは、自分でもびっくりしました。
しかし何とか書き終えると、精神的にすり減った気がする一方で、すっきりとした気分にもなりました。自分の悲しみが手紙にぽんっと乗り移ったような気がしたのです。
ふう。
もらって嬉しく、SNSにはない奥ゆかしさ
SNSが高度に発達したおかげで自分の気持ちを発信するのが容易になっていますが、お手紙は実際に手を動かすため、内容にも慎重になります。
気軽に送信取消!なんてできませんからね。笑
私はまずワードで思いつくことをつらつらと並べて、2回目で推敲し、3回目には最終チェックをして
「自分はこれを相手に伝えたい」「相手に失礼に当たらないか」「書く必要のないことは省く」
を意識して初めて、実際に筆をとります。
何度も相手のことを思い出すいい機会になりますし、時間の許す限りは続けていきたいものです。
本日も読んでいただきありがとうございました。
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